株式会社BowL  byのぞ

皆さんこんにちは!

のぞです!

暑い日が続いていますが、お体はいかがですか?

僕は喉がカラカラ…..

どこかで水分補給をしようと、近くにあった建物へ。

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中に入ると

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おおおお

 

ここはカフェですか….

ではなく、浦添市大平にある

株式会社BowLです!

 

 

本日取材を受けていただく、総務・経理責任者 産業カウンセラーの徳里政亮さんが事務所から出てきました。

 

 

本日はよろしくお願いします!

 

のぞ
早速ですが、御社の事業内容を教えてください!
徳里さん
うつ病や、うつ症状でメンタルダウンした方の仕事復帰のサポートが主な事業です。

仕事復帰までの過程には2種類あり、うつ病になって無職になるパターンと、職場の休業制度を使って休職という形をとっている人。休職中の方は元の職に戻るための復職のサポート、無職になった方へは新しい仕事を探す再就職のサポート。その人の状態に合わせてサポートしています。

徳里さん
例えば、骨折して整形外科に行ってギブスを巻いてもらって、骨がくっついてギブスをとって、その瞬間からすぐに走れないんです。だから何をするかって言ったら、リハビリです。少しづつ機能を回復させ、トレーニングをして、やっと元の状態に戻ることができる。BowLは、いわばリハビリ期間中の補助輪です。1人で走るのは難しいから補助輪をつけてゆっくり走る。宮城さんも自転車に乗るときはそうだったんじゃないですか?(笑)補助輪の片方をとって、もう片方を取って、後ろで捕まえてるから大丈夫だよ、そして気づいたら手から離れている。あんなイメージでBowLのスタッフはサポートしています。前から引っ張るのではなく、後ろから支えてあげる。そうすると、いつの間にか1人で走れるようになっています。
のぞ
非常にわかりやすいご説明ありがとうございます!BowLさんがどのような立ち位置にいてどのような役割をされているのかを知ることができました。

 

 

のぞ
従業員数と男女比を教えてください!
徳里さん
従業員は全体で10名で、男性5名、女性5名です。

 

 

のぞ
ちなみに平均年齢はおいくつですか?
徳里さん
32歳くらいです。

 

 

のぞ
県内には御社の他にも同じようなことをされている企業さんはいらっしゃるんですか?
徳里さん
うつ症状をメインとしている民間企業は県内ではうちだけです。全国的にも少ないと思いますよ。

 

のぞ
全国的にも少なく、県内で御社だけってすごくレアですね!

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のぞ
徳里さんは新卒で入社されたんですか?
徳里さん
新卒では入社してないです。最初は航空会社に入社して、2年半、客室乗員部の乗務員のスケジュール作成などをしました。その後1年半は財務スタッフをしました。客室乗員部では人と関わる仕事だったのですが、財務部へ行くとお金としか関わらない。ずっと電話とパソコンとにらめっこをして、自分自身それでちょっと苦しくなったんだと思う。それでいろいろ悩んでたときに、外部で異業種交流会を始めたり、企業の経営者を呼んで講演会を主催したり、会社外の事をしていたときに今の社長に出会ったんです。こういう会社を作ろうとしてるんだけど、一緒にやらない?と言われ、自分の可能性を広げられるかもしれないと思い一緒に立ち上げをしました。
のぞ
様々な経験をされていますね!

安定を捨ててまで、会社の立ち上げを手伝うということは、それくらい社長さんの魅力に惹かれたんですか?

徳里さん
この人についていきたい!って思えるような人に出会えたかな。

 

 

のぞ
この仕事をされていて、大変だなぁと思うことや、辛いなぁと思うことってありますか?
徳里さん
あります。ですが、辛いというのは事実じゃない。自分が辛いって思うときには、責任が同時に重なってきたりするとき。でもそういうときには、自分の中で辛いね、って思うようにしています。 

 

 

のぞ
なるほど。反対に、楽しいことやうれしいことってありますか?
徳里さん
うつ病でうちに通っていた人が、仕事に復帰して元気になっている姿を見たときがうれしいな。ここに見学にきたときは、とても不安そうな顔をしていたり、泣きながらきていたり、週に1回ここに来るのがやっとな人が、今はアパレルの仕事をしていたり。次第に音沙汰なしになったり(笑)元気になった証拠なんだけどね。あとから結婚したよって報告がきたり、正社員になって今では出張できるようになりました!だったり。そういう報告を聞くのはやりがいですね。
のぞ
アパレルってばりばりの接客業じゃないですか!すごいですね!

徳里さん
うつ病って誰でもなり得る病気だけど、人の力で治っていく病気なんだよね

 

のぞ
僕でもうつ病になることはあるんですか?
徳里さん
ありますよ。
徳里さん
でも大丈夫。自分はできる!っていうのが自己肯定感のベースにあれば、レジリエンス(回復力)が働くようになっているから。怪我したら傷が治るように、心にも同じようなものがあります。自己肯定感を強くすることが大切だと思います。自分の強みってなんなのか?それを自分で考えるよりもみんなで笑いながら、飲みながらでもいいからそういった話ができるといいかもしれません。
のぞ
僕も自分に自信を持ってこれからの人生を歩んでいきたいです。

 

 

のぞ
ところで徳里さん、このスペースは何をする場所なんですか?

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徳里さん
みんなの居場所かな。ここで様々なプログラムをしたり、食事をとったり、勉強をしたりしますよ。

 

のぞ
素敵なスペースですね!徳里さんにとって、働くとは?
徳里さん
前までだったら、成長するためのもの!みたいなことを言っていたと思うんだけど、今は正直模索中。お金を稼ぐためや、自己成長のために働いている人などいろんな人がいると思うんだけど、個人的に、働くとはたぶん自分の人生の一部なんだよね。自分の人生を楽しく生きるってどういうことだろう?その中で仕事ってどういう位置付けなんだろう?って考えます。
のぞ
なるほどです!
徳里さん
人それぞれだと思うんだよね。どこにモチベーションがあるかとかも。家族と過ごしている時間も大事だなぁって思います。

 

 

のぞ
最後に、学生へ向けてのメッセージをお願いします。
徳里さん
今頑張れば未来は創れる。県外や海外に出たら、視野が広がり、沖縄の良さに気付くことができる。就活はこうだよっていう既定路線があると思うんだけど、それを無視してもあなたがやりたいことを貫いたらうまくいくと思う。将来を不安視せず今したいことをやってください!

 

 

うつ病という病気は、たまに耳にすることがありましたが、具体的にどのような症状なのか?大学生でもなり得るのか?など、全く知識の無かった僕でしたが、徳里さんが丁寧に教えていただいたおかげで、どのようなものなのかを理解することができました。うつ病を予防するには、自己肯定感を強くすることが大切だとおっしゃっていたので、友人たちとおしゃべりしながら自分の強みを探していこうと思います。

 

 

徳里さん、ありがとうございました!

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後日、BowLさんとmental careさんという企業が共同イベントを開催したので参加してきました!

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主に「メンタル」の話。
若い頃から少し意識するだけで、人生に大きな影響を与えるなぁと感じました。

講演の中で特に印象に残っている言葉は、「やりたいことは全部やった方がいい。やりたくないこともどれだけやれるかが自分の幅を広げる。」

 

僕も4年生になりあと数ヶ月で卒業なので、学生じゃないとできないことをたくさんして、自分の幅を今以上に広げ、成長していくために自分の中でやりたくないことにも挑戦していきます!

 

 

株式会社BowLさんのHPはこちら▷http://www.bowl.co.jp/

Special thanks:徳里さん、株式会社BowLの皆さん

Photo by:のぞ
Written by:のぞ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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