株式会社 HUVRID byぴろき&のぞ


お客様の想いをWebを通して「創る」会社!


皆さんこんにちは! Okimagメンバーぴろきです! 8月もそろそろ後半に入り沖縄では夏がピークを迎えていますね~。

一方東京では連日雨が続いているとのこと。私は雨が降るとガジュマルの樹の下で雨宿りをしていた小学生時代を思い出します。

あの大きな立ち姿やキジムナーの言い伝えなど、沖縄の人にとってガジュマルは他の樹とはどこか違う、少し特別感のあるものではないでしょうか?

私が取材させて頂いたのは、そんなガジュマルの樹をモチーフとして掲げるIT企業です!

 

今回ご紹介するのはこちら!

株式会社 HUVRID(ハブリッド)」さんです!

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取材に応えて下さったのは代表取締役社長の赤嶺さんです。

よろしくお願いします!

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―社名、ロゴに込めた意味―

ぴろき
インタビューを始める前に、「HUVRID」という会社の名前とロゴに込めた意味を教えてください!

logoFB

赤嶺さん
ロゴについては、ガジュマルの樹をモチーフにLANケーブルを束ねて表現しました。LANケーブルは1本でも意味をなしますが、複数束ねることで新たな形(意味)を持つという「共創」を意味しております。
赤嶺さん
社名「HUVRID」の「ハブ」には、ネットワーク集線装置のハブや、ハブ空港のように中心で機能するもの、という意味を込めていて、「リッド」には異質なものを掛け合わせ、新しいものを生み出すという意味の”ハイブリッド”から取っています。色々な意味で最先端な「東京」と伝統を大事にする「沖縄」と、対極にある二都市の良いところを掛け合わせられるのは、私の強みだなと思っています。
ぴろき
ハブ+ハイブリッド=ハブリッド なんですね!

―事業内容―

ぴろき
では初めに、サービス内容を教えて下さい。
赤嶺さん
私たちHUVRIDでは主にWeb制作やWeb広告の運用を行なっています。
ぴろき
これまでにどういったものを制作したのですか?
赤嶺さん
例えば最近で盛り上がったものだと、「What a Wonderful World!! 16」のサイトを制作しました。
ぴろき
それって、あのMONGOL800さんの主催する音楽フェスですよね!
赤嶺さん
そうです! このサイトを作った時も、ただ作るのではなく何を目的とするかを大切にしました。
ぴろき
どういったことを目的として制作されたのですか?
赤嶺さん
このイベントが始まる前から告知をしていって、開催までに「行きたい!」と思っている人を増やすこと、また開催までの期間も楽しんでもらうことを目的として様々な工夫しました。
ぴろき
具体的にはどういった工夫をしたのですか?
赤嶺さん
このイベントへ向けて、ファンの皆さまが撮った写真をInstagramやTwitterでハッシュタグを付けて投稿してもらい、それがサイトに掲載されるといったユーザー参加型の企画を実施しました。

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ぴろき
自分が投稿したものがサイトに載るって、面白いですね!
赤嶺さん
ただ載るだけではなく、この中から抽選でイベントのTシャツが当たる企画を盛り込むことでユーザーの気持ちを盛り上げる工夫をしました。当日だけでなく行くまでも楽しんでもらうことを目的とした、感情的な部分に対してのアプローチですね。
ぴろき
ただサイトを作るだけではないんですね!
赤嶺さん
そういう会社も多いんだけど、HUVRIDではサイトを作る目的、例えば「集客や売上を増やしたい」といった、本質的なゴールに対してちゃんとアプローチしますよ! ってことをウリにしています。
ぴろき
確かに、ただサイトを作っただけではあまり意味がありませんよね。
赤嶺さん
その通り! 目的を達成するための提案をしっかりとお客様に提示して、最初から最後までお客様と二人三脚で頑張れる。これを私たちHUVRIDの強みとしています。
ぴろき
この他にも制作したサイトの例があれば教えてください!
赤嶺さん
外国人向け観光案内サイト「Be.Okinawa」のコンテンツページを作った際は、GoProを用いて主観的な映像を使うことで臨場感たっぷりのページを作り、「沖縄に来たい!」という気持ちに働きかけました。

「Be.Okinawa」で制作したコンテンツページ3件→   

HUVRIDさんはこの他にも「Tagtoru」というキャンペーンツールを用いてGirlsAwardや楽天球団での企画を作ったりと、幅広く活躍しているそうです!

「Tagtoru」での企画事例→    

 

 

ぴろき
Web制作や広告以外でも行っている事業があれば教えてください。
赤嶺さん
今はベトナムのハノイに開発チームを作り、オリジナルのチャットボット制作を行なっています。

※チャットボットとは「チャット」をする「ロボット」のことで、例えば質問したことに対して機械が返事をする機能を指します。

赤嶺さん
今のチャットボットは事前に質問に対しての回答が決まっていて、それを用意すれば作れるものなんです。でもそれだけだとつまらないので、そこにAI(人工知能)をプラスして、いろいろな質問に答えてくれるようなものを作っています。
ぴろき
開発系の事業も行っているんですね!
赤嶺さん
せっかく私たちには作る技術があるのだから、ただのWeb制作会社で終わるつもりはありませんよ! もっと新しいものを作っていきたいんです。今はその仕込み段階ですね。

―この仕事の楽しさ―

ぴろき
では次に、この仕事をしていて幸せなこと、楽しいと感じることを教えてください。
赤嶺さん
元々起業を考えた原点は、普通に会社員をしていた時に感じていた「頑張っているのに給料が少ない」や「やりたい仕事があまりもらえない」という気持ちを解消する手段だったんです。
赤嶺さん
社長になって、自分で仕事も給料も決めたらいいんだ!ってね。
ぴろき
そう思ってもなかなか実行することは難しそう…すごい行動力ですね!
赤嶺さん
したことのない社長業をする中で、とても広い面で視野が広がっていっていることが楽しいですね。また、まだ若く実績もない会社でもお客様にしっかりと提案をして、理解してもらい、そしてお客様の利益を生み出せた時にお礼を言われる。その瞬間の、認めてもらえたと感じることがとても嬉しいです!
赤嶺さん
それに伴って仕事も増え、メンバーが増えていくことも楽しいです。好きなことを仕事にしているので、毎日ライブ感を持って楽しんでいます!
ぴろき
起業して5年目ということですし、これからもっともっと会社も楽しみも大きくなっていきますね!

―この仕事の大変さ―

ぴろき
では逆に、この仕事をしていて大変だと感じることを教えてください。
赤嶺さん
それはもうたくさんありますよ! 笑
赤嶺さん
27歳までは普通の会社員でしたので、与えられた仕事をするだけでした。しかし社長となると、経営や仕事を取りに行くこと、従業員の評価など、今まで見てこなかったことをしなくてはいけませんからね。
ぴろき
社長となると、考えなくてはいけないことが多く大変なんですね。
赤嶺さん
自分で考えながら選択していくことが大変ですね。社長業について相談できる人は多くないですし。
ぴろき
Web業界での大変なことはありますか?
赤嶺さん
東京などとは違い、沖縄ではまだまだWebに対する理解が薄いことですね。Webサイトはモニターでしか見えませんし、手に取れません。そのWeb上でサイトや広告を作ることがどれくらいの効果があるのか、本当に必要なのか、という点がお客様にまだ理解してもらいにくいと感じています。

―どのような人に合う仕事か―

ぴろき
この仕事はどのような人に合っていると思いますか?
赤嶺さん
この業界について言えば、Webが好き、プログラムを書いたり動かすことが好きな人。あとはWeb業界は動きが早いので、どんどん吸収していく好奇心が強い人が好ましいと思います!
赤嶺さん
ベンチャー企業ということであれば、迷ったらすぐ実行に移す人ですね。石橋を叩いて渡る時間がもったいない! 挑戦的な心を持ち、やりながら学んでいく心意気が必要だと思います。

―働くとは―

ぴろき
赤嶺さんにとって、働くとはなんでしょうか?
赤嶺さん
働くとは生きることかな。今はまだ学生のみんなは守られています。しかし、社会に出た時は社会に貢献しないと対価はもらえません。生活するにはお金が要りますよね。
赤嶺さん
でもね、何を働く基準にするかは人それぞれで良いと思いますよ! きちんと将来の目標や自分の在り方を考えて、どういう生き方をしたいかを考えて進む道を決めたら、ハズレはないと思います!
ぴろき
自己実現をするための選択が大事なんですね。
赤嶺さん
あと、せっかくならお金は持っていたほうが良いね。お金持ちのコミュニティにいる人たちは、やはり一流の目や考えを持っていて、それがすごく刺激的だと感じます。
赤嶺さん
そういう人たちと対等に会話するためには自分もたくさん勉強しなきゃいけないし。上には上がいて、どんどん見える世界は広がっていくと思うから、そのためにはやはりお金も必要かなと思います。
ぴろき
確かにお金を持っている人は余裕があるように見えますよね。いつも落ち着いて、大人の雰囲気があって。
赤嶺さん
お金が全てではなくて、選択肢を広げるためにも持っていた方が良い、という考えですかね。
赤嶺さん
でも俺は持ってないけどね!! 笑
ぴろき
またまたそんな謙遜して!(悪い顔)

―沖縄と東京の学生の差―

ぴろき
沖縄と東京では新卒の学生でも「差」があるように感じるのですが、この差はどこから生まれると思いますか?
赤嶺さん
東京は人がとても多いし、そのなかで皆競争しているからじゃないかな? 例えば集団面接で自己PRする時も、東京ではみんな「私のから聞いて!」と手を挙げるし。そこで勝たないと内定はもらえないから、みんなスピードが早い!
ぴろき
確かに東京のほうが人も多く、企業が個人にかける時間も少なそうですね。
赤嶺さん
スピードが早い方が有利なのは、就活だけじゃなくて仕事でも同じなんです。沖縄での就活だと「狩り」って感じはあまりしませんね。
ぴろき
もっとガツガツすれば沖縄と東京の差を埋められると思いますか?
赤嶺さん
そこが難しくて、私はその人の性格に合った行動をしたら良いと思います。自分らしさをどう表現するかが大事かな。ガツガツしなくても勝つ方法っていろいろあって、そこをどう自分で編み出すかが大事!

―学生へのアドバイス―

ぴろき
それでは最後に、学生へ向けてアドバイスをお願いします!
赤嶺さん
就活に向けてというわけではないけれど、お金がゼロになるくらい思いっきり遊んで下さい! 旅行や趣味、バイトなどに没頭したりするとそこでの経験値も上がるし、そこで得た繋がりは大人になっても関わっていけるからね!
ぴろき
ちなみに赤嶺さんは学生時代、遊びましたか?
赤嶺さん
私はいろいろなバイトを経験しました! 看護助手みたいなことや、バーテンダーをしたり。そのお金で旅行へ行ったり、バイクを買ったりしていました。
ぴろき
看護助手もやっていたんですか!?
赤嶺さん
看護助手としてバイトをすることでドクターや看護師さんのすごさも改めて感じましたね。バーテンダーをしていた時はホストやキャバ嬢のお客様がいました。そこでの会話で、彼らの仕事は究極のサービス業だな、と感じたりもしました。
赤嶺さん
バイトを通していろいろな業界を見ることができるので、自分にはどの業界が向いているのかをイメージしやすくなりました。ですので、たくさん遊んでください!
ぴろき
ありがとうございます!

―オフィスの様子―

インタビュー後には社内の写真を取らせて頂きました。

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オフィス入り口には、泡盛マイスターの資格を持つ赤嶺さんイチオシの泡盛がずらり!!

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和気あいあいと楽しそうに働く社員の皆さん

 

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こんなお茶目な社員さんも。あたたかく迎えてくれました!

 

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ちゃっかり名刺の裏にはハブ柄が。こういった遊び心も素敵でした!

 

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最後にHUVRIDさん3周年時に作られた記念泡盛ボトルとともに一枚。

 

代表取締役社長の赤嶺さんも社員の皆さんもとても楽しそうに働いていて、明るい雰囲気が印象的な職場でした!

 

株式会社HUVRIDの皆さま、本日はお忙しい中ありがとうございました!


―企業情報―

株式会社HUVRIDのHPはこちら→http://huvrid.co.jp


Special Thanks 株式会社HUVRIDの皆さま

Written by ぴろき

Photo by のぞ

 

ぴろき

ぴろき

投稿者の過去記事

沖縄国際大学4年次
総合文化学部 英米言語文化学科所属
趣味はブレイクダンスとお菓子作り。
1年間大学を休学し海外留学を経験した後、Okimagへ。
『楽しむために、楽をしない!』をテーマにしています!

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